しもやけを押すと痛い時とは?
ここでは、「しもやけを押すと痛い時」についてお話します。
寒くなると悩まされるのが、しもやけです。
しもやけができると、
かゆかったり痛かったりと、
不快な症状があらわれます。
中でも、腫れてしまって押すと
痛いしもやけは、とてもつらいものです。
どうして押すと痛いのか、
どのようにしたら治るのかと
考えるのではないでしょうか。
そこで今回は、押すと痛い
しもやけについて紹介します。
腫れている
しもやけで押すと痛い場合、
手足の指が赤く腫れていることが多いです。
しもやけは、1日の温度差が大きいと時期に、
血行が悪化して炎症が起きることで生じるものです。
遺伝的要素もふくまれていると考えられており、
手足の先に症状が出やすいです。
主に汗などで、皮膚を
濡れたままにしておくことが原因です。
水分が蒸発する時に皮膚の温度を奪うために、
皮膚の温度が下がってしもやけを引き起こすのです。
腫れは、血行障害による炎症のためです。
かゆい、痛いなどの症状が出ます。
かいた後、次の瞬間その部分に
痛みが走ることもあります。
そして、赤い腫れは次第に黒く、
血色の悪い色に変化していきます。
対処法
対処法として、まずは患部を温めることが大切です。
お風呂に浸かって温めると、
血行が改善されるので効果的です。
しかし、温めるとしもやけの部分に
かゆみを感じることが多いです。
そんな時は、かいてしまうと余計に悪化してしまいます。
少し我慢をして、優しくマッサージなどをして
血行を良くしていきましょうね。
また、手袋や靴下などを身につけて、
出来る限り冷やさないようにするのも大切です。
よく似た他の病気
しもやけの痛みとよく似た症状の病気として、
「レイノー病」
というものがあります。
寒さでの刺激や、精神的な緊張によって、
手足の末端の血流が悪くなり、
指の皮膚の色が白くなったり
紫色に変色したりする病気です。
しもやけと同じように、冷たい感触やしびれ、
痛みなどを伴うことがあります。
他にも、動脈硬化や糖尿病が原因で
末端の血管がうまく機能しない場合にも、
しもやけと同じような症状が現われることがあります。
対処法をためしても、症状が改善しない場合は、
すぐに皮膚科などの医療機関を受診するようにしましょう。
押すと痛いしもやけの原因や対処法は、
このようなものがあるのです。
しもやけはかゆいだけではありません。
押すと痛いのに、我慢をしたり
放っておいては治りません。
しもやけがひどくなる前に、
きちんと対処して治しましょうね!